放射線ホルミシス　中一有限会社　ラドン

　日本のホルミシス療法でよく聞くのはラドンルームなどですが、ヨーロッパでは比較的温めの高濃度ラドン温泉(浴槽やプールなど)に入るのが一般的です。また坑道浴療法の場合、ハイルシュトーレンの様に高温多湿な事は稀で、一般的には心臓への負担が少ない低温乾式で提供されています。
　ヨーロッパ各地で展開されているラドン温泉地では、入浴だけで無く、日頃のケアにはラドン飲水が推奨されています。しかし、ヨーロッパの温泉文化の中には、飲用の温泉水の提供には金銭的負荷を掛けない歴史的背景があります。その為、その効果とは裏腹に、あまり商業化されてきませんでした。しかし、確実にラドンの影響を取り込むラドン飲水浴として近年再注目されています。

ベートーヴェンも医療に訪れたチェコのカルロヴィ・ヴァリに設置されている飲水用の公衆温泉施設。

１．ラドン坑道浴

オーストリアハイルシュトーレンの高温多湿タイプの坑道浴療法

ドイツバート･クロイツナハの低温乾式タイプの坑道浴療法

２．ラドン温泉療法（ヨーロッパの主流）

日本のホルミシス療法でよく聞くのはラドンルームなどですが、ヨーロッパでは比較的温めの高濃度ラドン温泉(浴槽やプールなど)に入るのが一般的です。また坑道浴療法の場合、ハイルシュトーレンの様に高温多湿な事は稀で、一般的には心臓への負担が少ない低温で提供されています。

チェコヤーヒモフのラドン温泉浴療法

３．ラドン飲水浴

ドイツバート･ブランバッハの飲水施設

　ラドンは微量の放射線を放出する気体で、空気より重く水より沸点の低い分子です。世界中の土中に分布し、日本の土中からも検出する事ができます。そして、ラドンから放出される微量の放射線が身体を程よく刺激し、健康増進が期待される事から、欧州では、ラドン温泉水を利用した高級スパやラドン温泉病院などが伝統療法として多数提供されています。オリンピックが開かれたロシアのソチもラドン温泉療法リゾートとして再開発された街なのです。

　ラドンはラジウム鉱石から物理的な変化によって自然発生的に生じます。欧州のラドン浴施設の多くは地下水がラジウム鉱脈をゆっくり流れ、ラドンが溶け込んだラドン温泉水を利用しているの場合が殆どです。オーストリアのバート・ガシュタイン(ハイルシュトーレン)坑道浴病院も地下に流れるラドン温泉水の湯気を利用しています。

　欧州の様々なラドン療法施設を訪問し、様々な健康効果を目の当たりにした時、ラドンを手軽に応用できないかとの構想が浮かびました。しかし、欧州の施設で提供されているラドン温泉には様々な特徴が有り、ラドンの特性を最大限活かすため、これらの施設を何度も訪問し、技術的な指導を受ける事で改良を重ねた結果、完成したのがラドンチップです。

ラドンチップ

ラドンはラジウム鉱石から自然発生する天然の物質です。ラドンチップは天然ラジウム鉱石を練り込み、素焼き加工しました。また、ラドンが効率よく発生する構造としてストロー型を採用しています。ラドンチップからは常にラドンが発生していますが、水分子と結合しやすいため、ラドン水にする事で効率よく利用する事ができます。

ラドンチップで簡単ラドン水

ラドン水としてご利用頂くためには、ラドンチップを8～10時間以上水に浸して下さい。これだけです。ただし、ラドン分子は沸点がとても低い為、お湯にしたり夏場の気温では空気中に逃げてしまいます。お水は冷蔵庫若しくは涼しい常温下で保存してください。また、ラドンガスは３日弱で分子が消失してしまうので、２日以内で使い切ってしまう事をお勧めします。

ラドンチップの特徴

既に多くの類似商品が有りますが、殆どの場合、セラミック加工されている様です。これではセラミック加工の段階で製品の外側がガラスに覆われてしまい、ラドンが放出されません。しかし、ラドンチップの場合、素焼き加工にする事で効率よくラドンが放出される様、設計されています。

ラドン浴の３つ提案

欧州のホルミシス療法で最も愛用されているのはラドン浴です。美容効果や医療効果を期待したラドン温泉浴やラドンサウナが医科学的に検証され、保険が適応される事もあります。治療での適応はリウマチや喘息などの自己免疫疾患が多い様で、慢性疼痛や鬱予防や不妊治療への応用を認めている国もあります。
そこで、ご家庭で気軽にラドン浴をするために３つの方法を提案します。
　①ラドン飲水浴、②ラドン温泉浴、③ラドンサウナ浴

①ラドン飲水浴

最も手軽なラドンの利用方法です。水に溶けたラドンは効率的に身体に吸収され全身を巡りますが、30～60分程で呼吸によって排出されていくので安心してご利用頂けます。また、また、お手持ちに美顔器なのが有れば、ラドン温泉水ミストなどをご利用の幅が広がります。

②ラドン温泉浴

欧州で最も採用されているラドン療法です。身体を温めながらラドン浴する事で免疫機能向上を目指します。ご家庭の浴槽でご利用頂けます。ラドンチップを浴槽に張った水に浸し、入浴直前にお湯を足す事でラドン濃度の濃いラドン温泉が作れます。

③ラドンサウナ浴

ドライサウナによるラドンサウナもラドン入浴もラドンチップを入れるだけです。既にサウナがある方でも、その使用量容積によって計算する事ができます。お気

	ラドン濃度	ラドンチップ	温浴効果
ラドン飲水浴	濃少量でも高濃度のラドン摂取可能	少量で対応可能	ない
ラドン温泉浴	低～中～高目的によるが濃度の調整がしやすく自宅で直ぐに始められる	７kg以上必要になる場合が多い	ある
ラドンサウナ浴	中～高ラドンとの接触濃度を保つためある程度高い濃度のラドンが必要	５kg以上必要になる場合が多い	ある

ティーロ社製サウナ

ご家庭用サウナの設置には、組立式で洗練されたデザインのティーロ社製サウナをお勧めします。サウナの本場スウェーデンに本社を置くティーロ社のサウナは、家庭用サウナとして世界基準の高い安全性を備えている他、世界中のラグジュアリーホテルや豪華客船にも多数採用されています。また、世界的にはサウナの主流は心臓への負担が少ないドライサウナになっており、この分野でも大きなシェアを誇ります。ラドンチップとの組合せにより手軽にラドンサウナ浴がお楽しみ頂けます。

ホルミシスピロー（枕）

ラドンチップを枕に入れたり、お手玉の様に小袋に入れて、体に充てて頂きます。ラドンチップから放出される微弱な放射線が細胞に直接働きかけます。ドイツやロシアを中心に、ホルモン分泌の正常化や抗酸化作用の促進が多数研究報告されています。

ラドンチップの応用

ラドンサウナもラドン入浴もラドンチップを入れるだけです。その使用量は、どちらも容積によって計算する事ができます。また、ホルミシスピローも使用方法によって分量が計算できます。お気軽にご相談下さい。